そのなかでトップタイムを刻んだのは、ウイニングマシンを駆るメルセデスのリザーブドライバー、ウェーレインだった。スーパーソフトで3回の連続走行を行ったウェーレインは1分11秒005というベストタイムを記録。データと振動のロギングテストのほか、パワーユニットとコントロールシステムの分析に取り組んだウェーレインはトータル67周を重ねている。

 0.187秒差の2番手につけたのはフォース・インディアのエステバン・オコン。次戦イギリスでBスペックカーの投入を目論むチームは、新たな空力パーツをいくつか装着。中でも最も目を引いたのは、先端にふたつの大きな開口を設けた鼻孔ノーズだ。今年、多くのチームがショートノーズや先端を突起にしてマシン下部への気流を確保しているなか、フォース・インディアは異なる手法を採用。ただ、この鼻孔ノーズで走ったのはわずか1周だけ。その他、新しいフロアと設計変更を受けたモノコックも最終パッケージとして持ち込まれている。

 この日最多の97周を走破したトロロッソのマックス・フェルスタッペンが3番手。続く4番手には、今回がF1テストデビューとなるフェラーリのアントニオ・フォッコがつけたが、FDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)ドライバーの若きイタリアンは1コーナーへのアプローチでタイヤをダートに落としてしまいスピン。コントロールを失ってウォールにクラッシュしている。

 ロータスのロメイン・グロージャンは45周と比較的少ない周回数できりあげたものの、順調に空力評価と雨用のセットアップ作業を行い、5番手タイムをマーク。ピエール・ガスリーのレッドブルRB11がそれに続き、電気系のトラブルで約2時間を失ったザウバーのラファエル・マルチェッロが7番手となった。

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