マシは、F1ではレースでの安全性を確保する必要がある一方で、問題をなくすためにコースを無難なものにすべきではないと考えており、このふたつの問題のバランスを常にとることが重要であると説明した。

「縁石のようなものだ」とマシはホッケンハイムのドラッグストリップについて語った。

「そこを走らなければいい。ウエットの場合、問題になるということも理解はできるがね。だが現状ではこれがもっともシンプルなやり方だ」

 FIAは多くのグラベルトラップを拡大したランオフエリアに置き換えたが、ドライバーたちはそのことに不満を述べている。ワイドに走ったり、トラックリミットを超えたりしても不利になることがないというのだ。

「今もバランスを取ろうとしているが、正直なところ、この作業は永久に行うことになりそうだ」とマシは説明した。

「波を乗り越えたが、また波を乗り越え続けることになる。これも我々全員が愛するスポーツの一部なのだ。万能な策はないと思う」

「これが、目下我々が置かれている状況であり、できる限り最善なかたちでの進化を続けていくことになる」

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