クビアト、アルボンのコンビは、今季の全10チーム中最も均衡のとれたドライバーラインナップと言っていいだろう。予選での両者の勝敗は6対6。Q3進出はアルボンの2回に対してクビアトの3回。

 Q1落ちでは両者の成績は逆転し、さらにレースではロシアンルーレットの様相の濃かったドイツGPを除けば、新人アルボンはベテランのクビアトの4ポイント差まで肉薄していた。

 確かに第3戦中国GPと第12戦ハンガリーGPでは、フリー走行で大クラッシュを喫している。一方で予選とレースでは、非難すべきミスは犯していない。クビアトが3位を射止めたドイツにしても、16番グリッドからスタートして1周目には4番手に躍進していた。

 チームがもっと早くピットインさせていたら、表彰台に上がっていたのはアルボンだった可能性が高い。いずれにしても雨のドイツをノーミスで走りきったのは、十分に賞賛に値する。その意味ではレッドブルへの昇格は、決して過分な人事ではない。

2019年F1第11戦ドイツGP アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)はミスのない走りで6位入賞
2019年F1第11戦ドイツGP アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)はミスのない走りで6位入賞

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