一方のアルボンは、ハースのケビン・マグヌッセンとのバトル中にロッジアのシケインをカットしたとして5秒ペナルティを科されたものの、レースを6位で終え、レッドブルで2戦連続となるポイント圏内のフィニッシュを決めた。

「少々混乱したレースだった。そういうことで、僕の動きも正当化されると思う。僕のやったことが常軌を逸していたということではない」と語るアルボンは、サインツJr.とのインシデントについて不満は感じていないという。

「僕の最初の動きはすごく良かったと思う。あの動きは本当に気に入っている」と、アルボンはシケインに入る際にサインツJr.に仕掛けた動きについて語った。

「彼はジグザグに走ったが、良い動きだった。コーナーでは彼よりもグリップがあると分かっていたから、アウト側から攻撃したんだ。うまくいくと思った」

「彼にはレズモのふたつ目のコーナーでチャンスがあると分かっていたが、それも僕の計画のようなものだった。アスカリの入口でとらえて、ふたつめのカーブに入るところで彼をラインから外そうと思っていた」

「ほんのわずかなマージンしかなく、思っていたよりも10センチほどホイールの位置が外側に膨らんでしまい、グラベルにはみ出した」

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