ただし、それはセーフティカー明けの後半のレースで履いていたタイヤがフェルスタッペンがミディアムだったのに対して、前を走るトップ3のタイヤがソフトだったからではないかという疑問が残る。もし、ルクレールのように、もう一度ピットインしてソフトに変えていたら、メルセデスやフェラーリと戦えていたのだろうか。

2019年F1第16戦ロシアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第16戦ロシアGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)

 ホーナーを囲む前に、レースを終えたばかりのフェルスタッペンとミックスゾーンに集まった記者たちとの間で、こんなやりとりがあった。それは、なぜレース終盤にファステストラップを狙いに行かなかったのかについてだ。フェルスタッペンはこう説明した。

「どのみち、シャルル(・ルクレール)にはかなわないと思っていたから、僕たちはそのことについて、一度も話し合わなかった(結果的にはルイス・ハミルトンがファステストラップを記録)。つまり、このサーキットで僕たちは3番目のチームだったということ」

 しかし、フェルスタッペンは2週間後の日本GPでの雪辱を誓った。

「次の日本GPが行われる鈴鹿での一戦がいまから楽しみだ。ホンダのホームレースで、素晴らしい日本のファンの皆さんの前でベストを尽くすよ」

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