ボッタスはここからファステストラップを塗り替えながらフェルスタッペンより1周1秒速いペースで一気に引き離していく。一方のハミルトンは第1スティントを引っ張る戦略に出る。

 メルセデスAMGとフェルスタッペンに着いていけないルクレールは20周目にピットインするが、左リヤの交換に手間取って7.7秒を要しさらにギャップが広がってしまう。

 18周目には中団のサインツとライコネンがピットインしハードタイヤに交換。翌19周目にノリスとガスリーもピットインしてこちらも同じくハードタイヤに交換する。そして21周目にはリカルドとクビアトもピットインするがクビアトは6.2秒掛かって15番手まで後退してしまった。

 23周目にメルセデスAMGがタイヤ交換の準備をするがハミルトンは「もっと引っ張る」と主張して走り続ける。後方からはタイヤ交換を終えているボッタスがハミルトンに追い付き、24周目にボッタスが抜いて前に出た。

 ハミルトンは24周目にピットインしてハードタイヤに換え、フェルスタッペンの16秒後方に戻る。それでもルクレールとはまだ22秒ものギャップがある。フェルスタッペンに対し11周フレッシュなタイヤで第2スティントを戦うことになる。

 後方では24周目にペレスもピットインを済ませ、ハードスタートのヒュルケンベルグも27周目にピットインして全車がタイヤ交換を終える。これで順位は5番手リカルド、6番手ノリス、7番手サインツ、8番手ガスリー、9番手アルボン、10番手ライコネンの順。その中でアルボンは着実にひとつひとつ順位を上げていく。

2019年F1第19戦アメリカGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
2019年F1第19戦アメリカGP アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)

 ハミルトンは一気にフェルスタッペンとのギャップを縮めていき、フェルスタッペンはタイヤがタレてクルマがターンインしていかないと訴える。30周目を過ぎるとフェルスタッペンはさらにペースを落とす。フェルスタッペンは34周目にピットインしてミディアムタイヤに交換しルクレールの12秒前方の3番手でコースに戻る。

 翌35周目にボッタスがピットインしてミディアムに交換しフェルスタッペンをカバーする。これで首位は再び1ストップ作戦のハミルトンとなり、2番手ボッタスは9.8秒後方、3番手フェルスタッペンはさらにその4.5秒後方となった。

 ボッタスはここでもフェルスタッペンよりも速いタイムで走行し、ハミルトンとのギャップを縮めていく。その一方でフェルスタッペンはリヤタイヤのマネージメントを考慮してあまりプッシュすることができない。

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