5番手はマクラーレンのカルロス・サインツJr。サインツは、午前中にピットレーンで低速走行していたストロールを抜こうとした際に、エアロレイクの幅を考慮せずに動いたため接触。エアロレイクにダメージを負い、作業に影響が生じた。サインツのベストタイムは1分38秒729(2020年C5タイヤ)だった。

ルノーでの2日目を迎えたエステバン・オコンが、1分38秒950(2019年C4タイヤ)で6番手。続く7番手はレッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンだった。アルボンは139周を走りこみ、2019年C4タイヤで自己ベストタイム1分39秒181をマークし、レッドブルのテスト作業を締めくくった。

8番手はハースのテストドライバー、ピエトロ・フィッティパルディで、タイムは1分39秒682(2019年C5タイヤ)。9番手には1分39秒811(2020年C5タイヤ)でアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィが続いた。
10位と11位はウイリアムズのニコラス・ラティフィとロイ・ニッサニーだった。2020年ウイリアムズからF1デビューを果たすことが決まったラティフィは、契約発表後初めてウイリアムズで走行。107周を走り2020年C4タイヤで1分40秒188をマークした。元F2ドライバーのニッサニーは、テスト1日目に続き2日目午前中にもドライブ。1分43秒892(2020年C4タイヤ)が自己ベストタイムだった。
2日間にわたるテストはこの日で終了。この後、来シーズン、2020年用に開発されたタイヤを使うのか、2019年タイヤを継続するのかが決定される。