フェルスタッペン「ハミルトンが来たからすぐドアを閉めた。危険なことは何もない」:F1日本GP日曜
2016年F1日本GP決勝で、レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは2位だった。
■レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 決勝=2位
スタートが決め手になるだろうことは分かっていた。今日はすごくうまく決まって、その後、自分のリズムで走ることができた。このごろスタートがうまくいくようになってうれしい。2戦連続でよかった。
ニコ(・ロズベルグ)の後ろの位置を確保して、タイヤをコントロールして走った。チームはすごく強力な戦略を用意してくれた。マシンのバランスもとてもよかったので、楽しんで走り、いい結果を出すことができた。
メルセデス2台の間に入ることができてうれしかった。チームにとってまた素晴らしい結果を出せたよ。
決勝で僕らのペースはよかったけれど、ニコはあまりプッシュしていなかったんだろうね。僕がペースを上げると、ニコも同じようなペースで走り、僕がペースを落とすと彼もそうしていた。彼はコントロールしていたんだ。
終盤ルイス(・ハミルトン)の方が少し速かった。彼が追いついてくるのは分かっていた。ピットボードで表示されるギャップタイムが毎周縮まっていたからね。最終シケインの入口で、ミラーで彼が近づいてくるのが見えた。それでポジションを守った。おかげで2位を維持することができたんだ。
ブルーフラッグに関して気がかりな場面があったから、話し合う必要がある。去年も、今年に入ってからも同じ状況に陥った。バックマーカーたちもレースをしたいというのは理解している。でも周回遅れにするドライバーたちは表彰台を賭けて戦っているんだ。だからバックマーカーは違うアプローチをとる必要がある。
(FIA記者会見でハミルトンとのバトルについて語り)彼がタイトル争いをしているのは分かっているし、クレージーなことをするわけはない。
ターン14を彼がうまく立ち上がったのが見えたから、エネルギーを使って最終シケインで防御した。すべてうまくいったよ。
(Sky F1に対して語り)ドアを開けて「さあどうぞ」と言うつもりはない。彼が動いたのを見た瞬間にドアを閉めた。十分にギャップがあったから彼には僕がそうすることが見えていたはずだ。