メルセデスF1チーム代表を務めるトト・ウォルフは、2020年に向けてルイス・ハミルトンのチームメイトとして、エステバン・オコンを選ばなかったのは、オコンを大きなリスクから守るためだったと語った。
バルテリ・ボッタスの契約が2019年末で切れるため、チームは2020年のドライバーとして彼との契約を延長するのか、育成ドライバーとして長年サポートしてきたオコンを起用するのかを検討した。オコンは2019年にはシートを得られず、1年レースから遠ざかる形で次のチャンスに備えていた。メルセデスは結局、ボッタスを残留させることを決め、オコンはルノーからF1復帰を果たすことになった。