■メルセデス、トラブルでエンジンがシャットダウン。ハミルトンが最下位に
メルセデスのバルテリ・ボッタスが午前に、ルイス・ハミルトンが午後に走行した。ボッタスは、コースオフする場面もあったものの、47周を走って1分17秒985(C3タイヤ)で7番手。ランチタイム後、走行スタートが少し遅れたハミルトンは、コースに出て14周でトラブルによりコース脇にマシンをとめた。メルセデスは、油圧の問題のため、エンジンが予防措置としてシャットダウンしたと説明している。ハミルトンはそのまま走行を切り上げ、タイムは1分22秒425(C3タイヤ)で13人中最下位となった。

■ルノー、エンジンの信頼性に満足
ルノーのエステバン・オコンが8番手、ダニエル・リカルドは11番手だった。午前担当のオコンは37周を走り、1分18秒013(C4タイヤ)、午後にマシンを引き継いだリカルドは1分18秒395(C3タイヤ)をマークした。エンジンテクニカルディレクターのレミ・タファンは、「今回のテストではエンジンの信頼性の面に集中しており、自分たちの仕事には満足している」と述べている。
■ハースのケビン・マグヌッセン、レースシミュレーションを完了
ハースのケビン・マグヌッセンは、111周を走り、1分18秒225(C3タイヤ)で9番手となった。マグヌッセンは、レースシミュレーションを行い、開幕戦への準備を整えた。
■クラッシュのジョビナッツィ「僕のミス」
アルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィがC39のテストを担当した。ジョビナッツィは路面コンディションがよくない時間帯にターン4でスピン、ウォールにヒットし、この日最初の赤旗をもたらした。ジョビナッツィはリヤウイングを壊したものの、自力でピットに戻り、午後には走行を再開した。ジョビナッツィは「路面が濡れている時にミスをしてしまった」と述べている。

