F1は大きな動きがないレースであっても面白いと言うバトンだが、「退屈」と評されることにも理解を示している。
「僕はF1を見ている時、エキサイティングだと思っている」とバトンは言う。
「でも他の人たちは『オーバーテイクが少ない。1時間半の中で何か動きがあったのは10分だけじゃないか』と言うかもしれない」
「僕としてはそこがわくわくするんだけどね。そういう動きが成功したとき、そのドライバーはぎりぎりのところですべてを賭けたわけだから」
「でも大部分の人にとっては、1時間半の間に10分というのは少なすぎる。それは僕も理解できる」
「短時間のレース、短時間のスポーツが人気がある」
「たとえば僕はツール・ド・フランスのステージ(全部)を見たことはない。録画しておいて最後の10分だけ見ることはあるが」
「F1は若いファンを呼び込む必要がある。そのためにどうするかの判断が難しい」