その選択肢について、リザーブドライバーの役割でもありえるのかと聞かれ、今季レッドブルとトロロッソでテストを行ったガスリーは「その通りさ。まだ終わってない」と答えた。
「たしかに僕たちは(シート争いで)一敗を喫した。だけど競争に負けた訳じゃない」
「悔しいよ。でも僕は、F1ではたまにおかしな事があるけどそれに対応しなくちゃいけないと学んだんだ」
「この出来事は僕を精神的に強くしてくれた。来月末のGP2(最終戦)で優勝するべく、これまでになくモチベーションが上がっているよ」
ポイントリーダーであるアントニオ・ジョビナッツィに7ポイント先行されているガスリーは、この後アブダビで開催されるGP2最終戦へと向かう。
クリスチャン・ホーナーは、ガスリーが来シーズンに目を向ける前にGP2での王座獲得に専念しているため、彼がレッドブルファミリーに残るだろうと語った。
「彼はチームに残るだろう」
「彼の優先事項はGP2のタイトルに挑戦し、それを勝ち取ることだ」
「とても高く評価されているし、我々と共に非常に良い仕事をしてきた。先週彼とタイヤテストを行ったが、それは我々が彼をどれだけ高く評価しているかの現れだ」
「彼のレースプログラムに関しては私は分からない。しかし彼は我々のためにテストドライバーやリザーブドライバーになり、多くのシミュレーションを行うことになる」
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