■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=3番手
今年最初のグランプリで3番グリッドを獲得し、いい形でシーズンをスタートすることができたと思う。もちろんポールポジション争いをしたかったけれど、今日はそれは不可能だった。僕らはこのサーキットでシングルラップにおいて最速だったことは今までない。それでも次の週末の(第2戦の)予選に向けて改善できる点はあるはずだ。
明日はまた一からの戦いになる。上位勢は皆ソフトタイヤでスタートするけれど、僕らはミディアムスタートという、ライバルたちとは異なる戦略を採る。気温も今日より上がるはずだから、そうなれば僕らにとって有利になるだろう。
だからといってメルセデスが遅くなるということではないけれど、少しギャップを縮めることができればいいなと思っている。まずはいいスタートを決めなければならない。去年の二の舞は避けたいね。そして、優勝を狙って戦うために全力を尽くす。
ホームサーキットにファンがいないのが残念だ。毎年、彼らのおかげでとてもいい雰囲気が出来上がっていたのにね。でもテレビで見ているファンのために、明日はエキサイティングなレースをしたいと思っている。
(FIA記者会見で語り)残念ながら今日のメルセデスは別のレベルにいた。明日何ができるかを見ていきたい。僕らには失うものはないから、彼らをできる限り苦しめられるよう、やってみるよ。
バランスが完全に満足できる状態ではなかった。うまくいくコーナーもあったが、そうではないコーナーもあった。そうなるとギャップが広がってしまう。約0.5秒というのはそれなりに大きな差だよね。僕らとしては、この差を縮めるためにもっと努力するだけだ。
シングルラップで最速でなくても、決勝では彼らにもう少し近づくことができるといいね。
(チームメイトのアレクサンダー・アルボンと異なる仕様のノーズとフロントウイングを使用していることについて聞かれ)1セットしか(新しいものが)なくて、チームがそれを僕に使わせてくれた。ふたつのウイングは背景にあるフィロソフィーが異なっているものだが、その差については今も理解に努めているところだ。どれだけ差があるかは、僕自身分からないから、答えようがない。まだ学習し、理解しようとしている段階だ。
