投稿日: 2020.08.08 19:40
更新日: 2020.08.08 19:46
更新日: 2020.08.08 19:46
タイヤ選択への批判にピレリF1が反論「アグレッシブと分かっていたが、FIAとFOMから要請を受けた」
取材・まとめ 柴田久仁夫
Kunio Shibata
先週のイギリスGPでは、レース終盤にメルセデスの2台やマクラーレンが次々とタイヤトラブルに見舞われた。それに対してピレリ側は、「高い摩耗と過度の負荷がかかったから」と説明し、タイヤ自体の構造的欠陥や不良品であることを完全否定した。
一方でピレリは、同じシルバーストンサーキットで行われる今週末の70周年記念GPに、さらに一段階柔らかいコンパウンドを投入した(C2~C4)。案の定というべきか、初日フリー走行ではリヤタイヤにひどいブリスター(火ぶくれ)を起こすクルマが続出し、C4(今回のソフトコンパウンド)はレースではほぼ使い物にならないことも明らかになった。