チーム代表のギュンター・シュタイナーが明らかにしたところによると、今週末のメキシコでのレースについては、問題を解決するための試みとして、同じブレンボ製でも材質の異なるブレーキローターを使用する。

 グロージャンとグティエレスは、ブレーキに関しては問題なく金曜のプラクティスを終えた。ただ、グロージャンのクルマにはECUのトラブルが発生し、その原因を究明するためにフロアの取り外しを余儀なくされたため、FP2のうち約1時間を失った。

 前戦アメリカGPをブレーキの問題によりリタイアしたグティエレスは、これまでと材質の異なるブレーキについて、「オースティンの時よりは少し良くなり、しっかりした感じだった。このブレーキを可能な限り最良の状態で使えるように、チームとしてベストを尽くしている」と述べた。

「ブレーキが効かなくなるかもしれないと考えながらドライブするのは、あまり気持ちのいいものじゃない。特に最高速が360km/hにも達する、このサーキットのような場所ではね」

 一方、グロージャンはこう語っている。「これまでのブレーキはあまりにもひどすぎた。今回は少し良くなっている。まだ完全に望ましい状態とは言えないけど、今日は一日ずっとブレーキについて文句を言い続けるほどではなかったよ」

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Julieじゅり
2025年 / スーパー耐久
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