2020年F1第8戦イタリアGPの木曜日の記者会見で、ウイリアムズ家の撤退以外に話題となったもうひとつのテーマは、パワーユニット(PU)の予選モードの禁止だった。
FIA(国際自動車連盟)は先月、技術指令を発行。各チーム、そしてパワーユニットマニュファクチャラーとの討議の結果、イタリアGPから予選とレースで単一のエンジンモードで走行することを決定した。
この件について、この影響を最も受けることが予想されるのが、“パーティ・モード”と呼ばれる強力な予選モードを持つメルセデスPUを搭載するチームだ。ウイリアムズのジョージ・ラッセルは「予選モードの禁止はメルセデスよりも僕たちウイリアムズやレーシングポイントにとって影響は大きいと思う。だって、メルセデスは予選モードがなくてもかなり速いけど、僕たちがいるミッドフィールドは予選ですごく接近しているからね」と述べた。