その結果、FIAは1日に声明を発表、ベッテルに対し何の処分も行わないことを明らかにした。FIAはベッテルが十分な謝罪をし、フェルスタッペンにも直接謝罪する予定であり、二度とこのようなことはしないと誓っていることから、この件をFIA国際法廷に持ち込んで懲戒処分を科すといった行動はとらないことを決めたとFIAは述べている。

 またFIAは、今後似たような出来事が起きた場合には懲戒処分を科すと、全ドライバーに対して警告した。

 FIAの声明は以下のとおり。
「最近のメキシコGPにおいて、フェラーリドライバーであるセバスチャン・ベッテルはチームの無線を通し、FIA F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングおよび他の競技者に対し、繰り返し汚い言葉を使った発言を行い、それが生放送で流れた」

「この一件の直後、セバスチャン・ベッテルは、自分の行動に対する後悔の念を直接示すため、自発的にチャーリー・ホワイティングを探した。その後、自分の意思でFIA会長ジャン・トッドおよびチャーリー・ホワイティングに対して手紙を送り、自分の行動について深く謝罪した」

「彼はまた、マックス・フェルスタッペンにも連絡をとると述べており、このようなことは二度と起こらないと誓った」

「心からの謝罪と強い決意を考慮し、FIA会長は、この件をFIA国際法廷に持ち込みベッテルに対して懲戒処分を行うという行動を、例外的に取らないことを決めた」

「FIAはモータースポーツで侮辱的な言葉を使うこと、特に関係者および他の競技者に対するそういった言葉を、今後も非難していく。選手権のすべての競技者が一般の人々、特に若い世代に対する模範となることを意識し尊重することを期待する」

「FIAはこの機会を利用し、今後メキシコで起きた一件に類似する出来事が起きた際には、FIA国際法廷に持ち込み、懲戒処分を取るものと忠告する」
  

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