今年、ウェーレインはDTMからシングルシーターへ復帰し、F1ではルーキーシーズンながら力強いパフォーマンスを見せてきた。マノーでは快挙と言うべきQ2進出を一度ならず果たしたうえに、7月のオーストリアGPでは、チームにとって貴重な選手権ポイントも獲得している。

 一方、リオ・ハリアントの抜けた穴を埋める形で、シーズン途中からマノーに加わったオコンは、十分に健闘してはいるものの、いまのところパフォーマンスで確実にウェーレインを上回ってきたわけではない。

 この選択が「不公平」だと思うかという質問に対し、ウェーレインは直接的な回答を拒んだ。
「その質問には答えなくない。どう答えても、僕によいことはなさそうだからね。すでに決まったことは、僕には変えられない。僕にできるのは、コース上でいいパフォーマンスを見せることだけで、それはできていたと思う」

「いろいろな人のコメントが耳に入っている。こういう質問をするのは、あなたも同じように(不公平だと)感じているからじゃないかと思うけど、違うかな?」

 来季に向けて、ケビン・マグヌッセンはハースへの移籍を選び、ルノーはヒュルケンベルグのチームメイトとしてジョリオン・パーマーをキープした。また、フェリペ・ナッセがスポンサー関係の問題に突き当たってはいるものの、ザウバーは今年と同じドライバーラインナップを維持する可能性が高い。そうなると、ウェーレインが来年もF1に留まるには、現在の所属チームに残るしかないように見える。

「他に空席がないのは確かだけど、僕はマノーに残留できるのなら、よろこんでそうするよ。このチームと共に進歩し、チームと共に成長していきたい」と、ウェーレインは言う。このままマノーが選手権を10位で終え、分配金を手にすることができれば、自分がチームに残れる可能性も高まると、彼は考えているようだ。

「今年のオーストリア(ウェーレインが10位に入って1ポイントを獲得)のような成績を残せればいいね。チームはすばらしい仕事をしているし、来年はひとつ上のステップへ進めると思う」

「それが目標だ。ただ、いまのところ、僕はまだ契約を結んでいない」

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