セーフティカーがピットレーンへ退去した後、グロージャンを除く19台が再びグリッドについて、再スタートが切られる。1コーナーを通過した直後、10番手からスタートしたベッテルから怒りの無線が入る。

ベッテル:まただよ!! それはやっちゃいけないって言っているのに。もし、僕が避けていなかったら、オーストリアの二の舞だよ。マジで
フェラーリ:わかった
ベッテル:レース前は毎回、お互いにスペースを与えることについて話し合っているのに……また突っ込んできた。見てたよね。もう、ぶつかってこないって祈るしかないよ

 再スタートでベッテルをイン側に飛び込んできたのは、チームメイトのシャルル・ルクレールだった。ルクレールはオーストリアで開催された第2戦シュタイアーマルクGPでもスタート直後にベッテルのインに飛び込んで同士討ちの原因を作っていた。

 今回のバーレーンGPの1回目のスタートでも、ルクレールは1コーナーでやや強引にベッテルをアウト側に飛び込み、それが2コーナーでのベッテルとストロールの接触を誘発させ、さらには後方が混乱する遠因を作っていた。

 その直後、8コーナーでストロールとクビアトが接触。クビアトのフロントタイヤに、ストロールのリヤタイヤが乗ってしまい、ストロールの車体が横転。上下が完全に逆さまの状態になってコース上に止まってしまった。

ストロール:ひっくり返っている
レーシングポイント:大丈夫か?
ストロール:ああ、僕は大丈夫だ

 ストロールは自力でコクピットを脱出しようとするが、マシンが上下が完全に逆さまの状態になっていたため、なかなか脱出できず、後方から追走してきたメディカルカーのスタッフの助けを借りて、脱出に成功した。ただし、マシンがコース上に止まってしまったため、ここで再びセーフティカーが出動。クビアトには後に10秒のタイム加算ペナルティが科された。


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無線レビュー(3)へ続く

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