2020年F1サクヒールGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは9位だった。
2番グリッドからミディアムタイヤでスタートしたラッセルは、すぐさまポールシッターのバルテリ・ボッタスの前に出て、前半戦をリードし、初優勝に向けて順調に周回を重ねていた。
45周目にハードタイヤに交換、その後セーフティカー出動時に、後方に大きなギャップがありフリーストップが可能な状況だったため、チームは安全のために追加のタイヤ交換をダブルストップで実行することを決めた。しかしその際、チーム内の無線にトラブルがあったため、最初にピットインしたラッセル車に、ボッタスのフロントタイヤが装着された。