投稿日: 2020.12.27 15:00
更新日: 2020.12.27 17:28
更新日: 2020.12.27 17:28
「車体開発とレース現場の運営が上昇気流に乗っている」2021年に向け弾みに/ホンダ本橋CEインタビュー(前編)
取材・まとめ 柴田久仁夫
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダとチーム名も変わって再出発した1年目。ほぼ毎戦コンスタントに入賞し、2019年より4戦少ない開催数だったにもかかわらず、チーム史上最高の二桁ポイントを獲得した。さらに第8戦イタリアGPではピエール・ガスリーが初優勝を果たすなど、確かな足跡も残した。
一方でコンストラクターズ選手権は7位と、2019年より順位を下げた。目標としていた5位を達成できなかっただけでなく、ライバルのマクラーレン、レーシングポイント、ルノーに大きく差をつけられてしまった。2020年はどの部分で進化を実感し、一方で何が足りなかったのか。アルファタウリ・ホンダの本橋正充チーフエンジニアが振り返った。