ローレンス・ストロールは、息子のランスがグランプリの世界で長いキャリアを確立する基盤を作るためだけにF1チームを買収したのではない。ファッションビジネスで大きな成功を成し遂げたストロールは、自動車業界においてその再現をしたいとも考えているのだ。2020年、アストンマーティン・ラゴンダ社の株主でありエグゼクティブチェアマンとなったストロールは、F1チームは同社にとって良い宣伝効果を発揮すると見ている。
ストロールは2018年にフォース・インディアF1チームを買収、同チームをレーシングポイントとして運営していたが、2021年にはアストンマーティンF1チームに名称を変更することを決めた。