フェラーリのシミュレータに乗るストロール
フェラーリのシミュレータに乗るストロール
 ストロールは、フェラーリの元スポーティングディレクターであるルカ・バルディセッリが始めたFDA(フェラーリ・ドライバー・アカデミー)に加入していたためそのレースに参加、その後に彼はウイリアムズと開発ドライバー契約を結んでいる。

 フォーミュラ・ルノーに進むかF3に進むか熟考を重ねていたフェルスタッペンは、より多くの走行距離を稼ぐため(そして自身の走りをフェラーリに見せるため)にこのレースに参加した。

 驚くことではないが、フェルスタッペンはこのときも抜きん出た存在だった。彼は既にフォーミュラ・ルノーとF3マシンでかなりのテストを行っており、F4のマシンは操縦するのにさして問題にならなかったのだ。

 彼はテスト、予選、そして雨の第一レースで最速で、ヨーロッパチャンピオンだったラファエル・マルセロなどの経験のあるF3ドライバーを凌ぐペースを見せた。

 フェルスタッペンはレースでルーキーにありがちなミスを何度か犯したものの、全てのセッションで本物の速さを見せた。

 当時15歳だったストロールは1年若く、フェルスタッペンと同じレベルとはいかなかったものの、レースを通して着実に改善を続け、最終的には経験のあるライバルたちを追い抜いて4位に食い込んだ。

ストロールとペアを組むボッタス
ストロールとペアを組むボッタス
 それから2人は異なる道を歩み始め、その後フェルスタッペンはレッドブルで史上最年少のF1ウイナーとなった。

 来年、彼らは選ばれし者しか参戦できない最高峰の舞台で再び同じグリッドにつくことになる。

 我々は既にフェルスタッペンがどれだけ優れたドライバーか知っている。今度はストロールがどれだけ成長したかを世界に示す番だ。

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