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F1 ニュース

投稿日: 2016.11.26 20:12
更新日: 2016.11.26 20:18

ベッテルがトップタイムを記録するも、上位陣は僅差【タイム結果】F1第21戦アブダビGP フリー走行3回目

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F1 | ベッテルがトップタイムを記録するも、上位陣は僅差【タイム結果】F1第21戦アブダビGP フリー走行3回目

 2016年F1第21戦アブダビGPの土曜フリー走行3回目は、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。 

 気温29度、路面温度34度というコンデションで開始された今シーズン最後のフリー走行。各車スーパーソフト、ウルトラソフトタイヤでコースインし、テストプログラムを消化すべく周回を重ねるが、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグはマシントラブルによりインストレーションラップすら行えない状況が続いた。

 開始から25分を過ぎたところで、ベッテルが1分41秒957を記録しトップタイムを記録。メルセデスとレッドブルの4人がそれに続く。マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは9番手、フェルナンド・アロンソは10番手のタイムを記録しており、マシンの仕上がりはまずまずのようだ。

 長時間ガレージに留まっていたヒュルケンベルグがコースインし、失った時間を取り戻すべく周回を重ね始めたが、トロロッソのふたりは金曜日に2度ものパンクに見舞われた原因を解決することができず、チームクルーは作業に追われている。昨日のFP2でも安全上の懸念から走行を切り上げているトロロッソにとっては厳しい最終戦となってしまった。

 セッション残り20分の段階で、タイトルを争うメルセデスのふたりがウルトラソフトタイヤでタイムアタックを行う。ニコ・ロズベルグが1分41秒168のタイムを記録しトップに位置した直後、ハミルトンがロズベルグより約0.1秒速いタイムを叩き出し、タイムシートのトップに立つ。

 残り15分を切ったところで、ようやくトロロッソ勢が再びコースインしチェック走行に向かうが、カルロス・サインツJr.はすぐにガレージに戻ってしまい、セッション終了直前までコースに戻ることはなかった。一方で好調なのはベッテル。新品のウルトラソフトを投入し、1分40秒台のトップタイムを記録してみせた。チームメイトのキミ・ライコネンも4番手に位置しており、フェラーリ勢はふたりとも良い仕上がりのようだ。

 しかし、レッドブル勢も黙ってはおらず、マックス・フェルスタッペンがベッテルから約0.1秒落ちのタイムを記録し2番手に浮上。ライコネンも1分40秒台に入れ3番手に位置している。ハミルトンとロズベルグは再びタイムアタックを行うことはなかった。

 タイトル決定戦となるアブダビGPの公式予選は、このあと日本時間22時(現地時間17時)から行われる。

Pos.

No.

Driver

Team

Time

Laps

1 5 S.ベッテル フェラーリ 1:40.775 16
2 33 M.フェルスタッペン レッドブル 1:40.912 21
3 7 K.ライコネン フェラーリ 1:40.999 14
4 44 L.ハミルトン メルセデス 1:41.065 15
5 6 N.ロズベルグ メルセデス 1:41.168 19
6 3 D.リカルド レッドブル 1:41.831 20
7 11 S.ペレス フォース・インディア 1:41.885 19
8 27 N.ヒュルケンベルグ フォース・インディア 1:42.067 13
9 77 V.ボッタス ウイリアムズ 1:42.076 19
10 21 E.グティエレス ハース 1:42.354 16
11 14 F.アロンソ マクラーレン 1:42.585 14
12 30 J.パーマー ルノー 1:42.616 18
13 22 J.バトン マクラーレン 1:42.664 15
14 19 F.マッサ ウイリアムズ 1:42.663 20
15 8 R.グロージャン ハース 1:42.805 17
16 20 K.マグヌッセン ルノー 1:43.057 17
17 94 P.ウェーレイン マノー 1:43.145 17
18 55 C.サインツJr. トロロッソ 1:43.301 10
19 12 F.ナッセ ザウバー 1:43.417 22
20 31 E.オコン マノー 1:43.733 15
21 26 D.クビアト トロロッソ 1:44.105 13
22 9 M.エリクソン ザウバー 1:44.238 20

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