「1冊1台」をテーマに、F1グランプリを戦ってきた歴史的名車たちにスポットライトをあてる不定期敢行ムック『GP Car Story(GPカー・ストーリー)』は、2021年の今年、創刊10年目を迎えます。
それを記念して【GP Car Story創刊10周年特別企画】として、過去にGPカーで扱ってきた名車たちに再度スポットライトを当てていきます。
今回特集するのは、アイルトン・セナにとって最後の愛機となった1994年のウイリアムズFW16。このクルマに関しては多くを語る必要もないと思います。今年もまた5月1日がやってきます。あの日以降、F1の安全性は格段に引き上げられました。セナは常々それを気にかけて、訴えかけてきた人です。あの日をきっかけに彼の想いが引き継がれ、今のF1に大きく影響しているその事実が大切なことだと思います。