──今週末は初体験のサーキットですが、初めて走るコースでも攻める姿勢は忘れない? それとも今回は、少し抑えようという気持ちがどこかにありますか?
角田:シチュエーションによりますね。今と同じペースでいけるのなら、無理する必要はない。ただアグレッシブに行くべきところは行きます。その姿勢は保ちつつ、タイミングや状況をうまく見極めて、やっていこうと思います。サーキット自体新しいので、そこはバーレーンやイモラとは違う。ちょっとずつ詰めていって、予選までにある程度まとめ上げられればと思います。そしてレースでポイントを獲れるよう、クリーンにまとめるレース週末にしたいです。
──無線メッセージについて、チームから何か言われましたか?
角田:いや、全然。開幕前のテストから僕はあんな感じですし、フランツ(・トスト/チーム代表)からも気にしなくていいと言われています。ただ僕としてはレース週末をいい流れでいきたいし、今後は抑えるというか、次につなげていこうと思ってます。なので今回は、叫ばないようにします(笑)。
──担当エンジニアのマティア・スピ二とは、どんな関係を築いているのですか?
角田:マティアとはもう友達感覚というか、開幕前から良い関係を築けていたし、何でも話し合える間柄ですね。レース週末もなんでも言い合えますし、とても満足しています。不満があったら、それもちゃんと言えるし。お互いそれができているので、いい関係かなと。
──スピニはどんな人ですか?
角田:静かな人かなあ。普通に明るいですが、そんなにおしゃべりではない。レースではすごく集中して、のめり込みすぎることもある。プライベートでは食事とかでもよく喋るし、そのあたりのメリハリはしっかりしています。