いろいろな意見があると思いますが、わたし的にはFIAが説明していた『ハミルトンさんに責任がある』がすべてだと思っております。
10秒ペナルティにペナルティポイント2点。
……正直10秒なんて屁のツッパリにもならん数字だと思ってもおりますが、それはまた別の話で。
その後の走りがどうだったかも別の話でございます。

マックスカーがズタボロすぎて、悲しくなりました。
いまさらながら、スプリント予選で3ポイント獲れていて本当によかった。
決勝でラップを完了せずにポイントを獲得した最初のドライバーって、名誉なんだか不名誉なんだかわからん称号もついてしまわれました。

レース後の、「ふたりの接触を後ろで見ていた」発言のボッタスさん。
リプレイでボッさんの位置から見えてなかったことが検証されてて笑いましたよ。
そんなボッさんは、なんか憎めないんだよなぁ。

……もしかして、心眼で見えた?

赤旗になるのを見越してピットインしなかったハミルトンさん。
レース中に10秒のペナルティも消化して、トップを走るシャルル・ルクレールさんに追いつくためにボッさんと入れ替わり、
最後はルクレールさんを抜いての、見事母国GP優勝でございました。
お客さんにとっては、最高の結末でございますよ!

見事母国優勝を遂げたハミルトンさん。ルクレールさんの走りもお見事でした
見事母国優勝を遂げたハミルトンさん。ルクレールさんの走りもお見事でした

この後味が悪い感は、次戦までに解決できているといいですなぁ……。

ドライバー・オブ・ザ・デーに選ばれたルクレールさんは、優勝を逃してしまわれました。
いや本当に惜しかった。
ご本人も悔しそうでした。

匠な技光るアロンソさんですが、意外にも決勝スタートはイマイチでございました。
だがしかし、ピット作業に手間取ってしまったチームに『自分でリカバるから無問題』と男前無線。
実際に自力で順位を取り戻してくれましたよ、惚れてまうやろー!
やはりアロンソさんは光輝いていた……。
結果7位でゴールされました。

光り輝いて7位でフィニッシュしたアロンソさん
光り輝いて7位でフィニッシュしたアロンソさん

さて我らがライコさん。
ミディアムタイヤは順調だったけれども、ハードタイヤとの相性はイマイチだった気がいたしております。
あとひとつでポイント圏内までは来たけれども、追い上げてきたペレスさんと接触してしまいましたよ。
ぎゃああ、あとひとつだったのにーーーー。
結果15位まで落ちましたで候。無念。

ペレスさんと接触してしまったライコネンさん
ペレスさんと接触してしまったライコネンさん

予選よりは上がったけれども、スプリント予選よりは下がったという微妙な結果でございました。
うまくいかないものですなぁ……。

今回、とっちらかってた印象のペレスさん。
謎のタイヤ選択もですが、最後はファステストポイント狙いでピットインされましたよ。
あの選択はびっくりでございました。

ライコさんとの審議結果でペナルティが出た場合を見越して、ハミルトンさんの1ポイントを削る狙いだったのでしょうが。
するってえと、ライコさんとのあのバトルの末の接触が無意味になってしまいますがな……。なんか虚しい。
ピエール・ガスリーさんのパンクもあいまって、最後は粘りに粘った角田くんが1ポイントをもって帰られました。

接触してスピンするライコネンさんの横を駆け抜ける角田くん
接触してスピンするライコネンさんの横を駆け抜ける角田くん

スプリント予選レースは、今後もまたあるんでしょうかね?
わたし的には十分楽しませていただきましたが、また実施するにしても、たまにでいいかな(笑)

さて、お次はハンガリーGPでございます。
ハンガリーといえば、2年前に現地観戦したときにタクシーにぼられ、小銭まで搾り取られたあの日を思い出します
それではまたお会いしましょう。

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