今回のF1第14戦イタリアGPは、イタリア・ファエンツァに本拠地があるチームにとっては母国グランプリとして特別なグランプリだった。チームだけではない。ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)にとっては昨年のイタリアGPでF1初優勝を飾った思い出の地。スプリント予選でのスタート直後のクラッシュにより、日曜日のレースはピットレーンスタートとなったが、パワーユニットを一式すべて交換し、後方から追い上げるレースとなるはずだった。
しかし、ピットガレージからスターティンググリッドに着くためのレコノサンスラップでシステムに不具合が発生。再びガレージにマシンを戻して改善を試みて、レースに参加したが、3周目にピットイン。そのままリタイアとなった。