2021年F1第19戦ブラジルGPのフリー走行1回目を1コーナーで取材していた。そこで気になっていたのが、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が1コーナーのブレーキングで何度かタイヤをロックさせていたことだ。これは角田だけに見られた症状ではなく、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ニキータ・マゼピン(ハース)など数人のドライバーにも見られた症状だった。その理由をアルファタウリのジョナサン・エドルズ(チーフレースエンジニア)は次のように説明する。

「インテルラゴスはラップを通したバランスをどう最適化するかが重要となる。というのも、ここではラップの序盤にアンダーステアが出やすく、終盤はオーバーステアになりやすいからだ」

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