フェラーリのカルロス・サインツは2021年に初めてモナコで表彰台を獲得した。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)についで2位でフィニッシュしたが、今振り返ると、それは彼のキャリアにおいて“一番うれしくないトップ3フィニッシュ”だったと認めた。
サインツはモナコで好調なパフォーマンスを見せ、予選4番手となった。しかし、ポールポジションを獲得したチームメイトのシャルル・ルクレールがドライブシャフトのトラブルでレース直前に出場を諦めるという衝撃の出来事によって、サインツは3番手からレースをスタートすることになった。その後サインツは、29周目にメルセデスのバルテリ・ボッタスがリタイアしたことから2番手に浮上した。