2022年シーズンから新たなレギュレーションとなり様々な変化が予想されるF1シーズン。注目のポイントをスペイン在住のフリーライター、アレックス・ガルシアが分析する。
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めぐり合わせとはおかしなものだ。2009年にホンダがF1を離れた後、残されたチームを母体としてブラウンGPが誕生した。さらに彼らを買収したメルセデスは上昇軌道に乗り、70年を超えるF1の歴史でも類を見ないほど圧倒的な優位を築くに至って、おとぎ話は完結する。その優位性が、少なくともドライバーズ選手権においては終わりを告げた。2021年12月に、マックス・フェルスタッペンが世界王者の座に就いたのだ。彼のマシンにはホンダのパワーユニットが搭載されていた。
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