事件はサーキットの外でも起きている。もちろん、サーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢くチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を調査員が独自に調査。送られてきた報告書を公開する。
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レッドブルとメルセデスの間の挑発行為は、FIAが2021年アブダビGPの出来事について、何が誤った方向へ進んだのか、それはなぜチャンピオンシップ終盤のラップでのことだったのかということについて包括的な報告書を発表した後も止まっていない。フェルスタッペンは週末の初めに次のようにメルセデスを煽った。「メルセデスが最下位になると予想している。彼らが言っていることからするとね」
一方のクリスチャン・ホーナーはさらに攻撃的だった。「トトは税金対策でモナコに住んでいる。ファクトリーに来るといっても彼がレーサーなのかどうか私には分からない。彼はいつか手を引いて消えるかもしれない」
ウォルフはライバルである彼らの言葉に対しコメントしたいかと聞かれて、単に「ノー!」とだけ答えたが、メルセデスのコミュニケーションチームは、レッドブルに皮肉を言うのにさらに狡猾なやり方をとった。
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