■スクーデリア・フェラーリ
カルロス・サインツ 予選=2番手
今日は予選のなかでうまく前進できており、Q3までは順調だったが、その後、残念ながら状況が混乱した。
Q3最初のフライングラップではメルセデス2台を抜かなければならず、(ルイス・)ハミルトンをスイミングプールでオーバーテイクしなければならなかった。それを考慮すると、あと0.2秒ほどタイムを縮める余地があったことになる。
2回目のアタックに自信を持っていたが、ペレスが目の前でクラッシュした。できるだけ早く反応し、クラッシュを避けようとしたが、遅すぎた。
モナコではこういうことは起こり得る。ついてないことに、(2021年にシャルル・ルクレールがクラッシュした時のように)また巻き込まれることになった。
でも全体的には2番手はスタート位置としてまずまずだし、今回もフロントロウを独占できたので、チームにとって良い一日になった。明日しっかりポイントを稼ぐチャンスもある。さあ、レースだ!
(予選後の記者会見で語り)ターン7に入った時、イエローフラッグが出るのが見えた。前のマシンがクラッシュしたのだと分かったが、現場は見えない。つまり、彼がどこにいるのか分からない状態でコーナーに入っていった。
モナコでは毎年誰かが僕の前でクラッシュするのが伝統になっているみたいだ。そのためにラップを走りきることができないんだ。
■スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール 予選=ポールポジション
今のところ、今週末の自分たちのパフォーマンスにとても満足している。自信を持ってマシンに乗っているし、Q3ではさらにプッシュし始めることができた。
Q3の最初のラップはうまくいった。そして2回目のアタックラップは、僕が今まで予選で走ったなかでベストラップのひとつだったと思う。
走るのがとても楽しくて、限界ぎりぎりまで攻めることができた。かなりのオーバーステアが出て、リヤがルーズになったけれど、あのラップはとてもいいものになったと分かっている。最高の感覚だった。最後まで走り続けることができず残念だった。でもこれがモナコだ。最後のアタックではイエローフラッグやレッドフラッグのリスクが常にある。
いずれにしてもポールを確保できたので、本当にうれしい。明日のコンディションがどうなろうと、最高の位置からスタートできることに変わりはない。この調子で週末をスムーズに締めくくれるよう、全力を尽くすよ。
