マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が第18戦日本GPを制して、ドライバーズチャンピオン2連覇を達成した。日本GPでタイトルが決定したのは、2011年のセバスチャン・ベッテル(当時レッドブル)以来、11年ぶりで、いかにフェルスタッペンが2022年シーズンを席巻していたかがわかる。

 そのフェルスタッペンとチームメイトのセルジオ・ペレスの走りを支えていたのが、ホンダ・レーシング(HRC)のスタッフたちだ。彼らはホンダのDNAが宿るパワーユニット(PU/エンジン)を開発・製造し、現場でレッドブル・パワートレインズのスタッフたちとそのパワーユニットを走らせていた。

 日本GPでフェルスタッペンがタイトルを獲得できた要因のひとつに、この2連戦でのペレスの活躍だった。日本GP直前の第17戦では予選Q3で最後のアタックが行えずに終了したフェルスタッペンに代わって、ペレスが予選2番手からシャルル・ルクレール(フェラーリ)を逆転して優勝。これにより、フェルスタッペンの鈴鹿でのタイトル獲得の可能性が高まった。

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