フォース・インディアは独自の油圧システムの導入を検討してはいるものの、FIAの見解によって導入するかどうかを決めるという。また、2017年のピレリタイヤの性能も考慮に入れるということだ。
「ここしばらく、さまざまなコンセプトをテストしている。それぞれにメリットがある」
「だがまずはタイヤの状況を確認したい。メカニカルなソリューションによってアタックできるよう、タイヤがどういう性能なのか、バランスはどうなのか、弱点はどこにあるのかを確かめたい」
「ピレリタイヤのパフォーマンスに左右されるから、あらゆる選択肢を準備しておくことはできない。待つしかないんだ」
「その間に、何が許されて何が許されないのかについてのガイダンスをFIAが皆に示してくれるよう期待している。彼らのガイダンスが必要だ。グレーエリアがあまりに大きすぎるからね」
グリーンは、F1首脳陣はもっと早い段階で規則を明確化して論争を防ぐべきだったとの考えを示した。
「サスペンションに関してもっと明確な説明がほしかった」とグリーン。
「それがなされなかったために、状況が混乱した。不必要なことだ」
「外からは分からないことだから、ショーの面でいいことだとは思わない。ファンには違いが分からない。なのに、おそろしく複雑で金のかかるシステムが使われるかもしれないのだ」
「莫大な予算がかかるのに、メリットはほんのわずかだ。もっと早い段階で問題を解決し、今の段階まで開発を許しておくべきではなかったと思う」
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