「気候変動や公害が注目されているなかで、我々も関与していくべきだという責任を感じている。1回のF1レースが生み出す汚染は、パリからニューヨークへの1回のフライトより少ないことは事実だが、我々は手本になるべきだ。手本になるために、不必要な汚染を生み出すことを自分たちで許容してはならない。それは誤った印象を与えることになる」

マクラーレン・ホンダ『MP4-31』
マクラーレン・ホンダ『MP4-31』

■将来的には水素エンジンの可能性も

 モーターレースの行く末について話すなかで、トッドは水素エンジンの可能性にも触れている。

「水素こそが将来使われる技術だと確信している。ラリーでは5年以内に、ドライバーのいないゼロカーが走るかもしれない。モータースポーツは変化しているし、今後も変化し続ける。しかし我々は、最高の構成要素を保持していかなくてはならない」

「繰り返すが、これは我々が責任を負うべきもののひとつだ。来年に何をやるかではなく、F1が2021年や2030年にどうあるべきなのか、ラリーや耐久レースはどうあるべきかということを決断する」

「モータースポーツの心は変わらないが、社会の進化を考慮しなければならない」

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