「私が最初にその話を聞いたときから、これは私が出場したいと思っていたレースであり、それは私が覚えている限りずっとずっと昔からよ」と明かしたレッグ。

「このイベントがもたらした功績は非常に大きく、多くの有名なドライバーがこの“ザ・マウンテン”に挑戦してきた。(キング・オブ・マウンテンこと、アル&ボビーの)アンサー家や、私の友人でもあるポール・ダレンバッハ、それにパーネリ・ジョーンズやマリオ・アンドレッティ、リック・メアーズ、そしてミシェル・ムートン! そこへ到着するのが待ち切れない。これは魔法であり、軽視することはできないわ」

 近年はIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権でも活躍を演じ、今季もシーナ・モンク/タチアナ・カルデロン組としてグラディエント・レーシングの66号車アキュラNSX GT3エボ22をドライブしているレッグだが、この6月で第102回を数える通称“雲に向かうレース”では、全長12.42マイル(約20km)、スタートラインの9300フィート(海抜約2830m)からフィニッシュ地点の14115フィート(同4302m)まで駆け上がる全156のコーナー制覇に挑む。

 そのDE5型アキュラ・インテグラ・タイプSには、量産モデル同様の2リッター直列4気筒直噴ターボエンジン『K20C8』が搭載され、このエンジンは現地のHRC USと日本のHRCが共同開発した“レーシング・モディファイド”の改良版となり、6速シーケンシャルパドルシフトを介して360馬力を発生する。

 ホワイトボディからは防音材、アンダーボディコーティング、シームシーラーなどの不要な公道車両向け要素をすべて排除し、安全基準を満たしたロールケージにより強化されたシェルにHRC USが開発した強化サスペンションとブレーキが採用されている。

 すでにこのDE5型アキュラ・インテグラ・タイプSは初期テストを重ねており、空力コンポーネントと冷却のアップグレードが完了。また、ホンダ・オブ・アメリカ・レーシング・チーム(HART)も、オハイオ州のホンダ・オートデベロップ・センター(ADC)からエンジンと車体にアップデートを施した『アキュラ・インテグラAスペック』での継続参戦を予定している。

北米ホンダがDE5型アキュラ・インテグラ・タイプSでPPIHC参戦。キャサリン・レッグと雲の上へ
シングルシーターのみならずGTEなども経験。ランボルギーニやポルシェなど幾多の車両をドライブしてきた
北米ホンダがDE5型アキュラ・インテグラ・タイプSでPPIHC参戦。キャサリン・レッグと雲の上へ
ポール・フーバーのドライブで参戦する『アキュラ・インテグラAスペック』

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