すでに現地でのチケット販売が開始されていた影響もあり、STCCのシリーズ運営側はヘルシンボリからクヌットストープまで無料の交通手段を提供。また、市街地戦での併催イベントに関しては、払い戻しやクヌットストープ戦観戦券への振替対応に応じる、としている。

「現在リング・クヌットストープと協力して、観客が2倍のレース(クアドラブル・ヘッダー)を観戦できるイベントに向け準備を進めている。この解決策を可能にしてくれたリング・クヌットストープとヘルシンボリの組織に、改めての感謝を捧げたいと思っている」とベルンCEOは続けた。

 重ねてSTCCの運営側は、来季2025年に向けさらにふたつの「スウェーデン主要都市」と協議中であることも明かし、電動ツーリングカーのショーケースとして最適な「ストリートレースの開催地を増強したい」との意向も示している。

 一方、怪我の欠場や助っ人招集が相次いだ第2戦ユンビヘッド・モートルバナにて、印象的なSTCCデビューを果たした19歳の新鋭ジョナサン・エングストロムは、最小限の準備にもかかわらず表彰台を獲得した実績も考慮され、さらなる参戦計画について「チーム側と協議中」だと明かした。

 経験豊富な元STCCドライバー、トーマス・エングストロムの息子であり、週末はエクシオン・レーシングの『BMW i4』をドライブしたジョナサンは、レース2のスタート時に発生した混乱にも乗じて、そのまま3位表彰台のポジションを守り抜いた。

「こうして突如のSTCCデビューを果たし、すぐにパフォーマンスを発揮する機会が得られたことを本当にうれしく、感謝している」と続けたエングストロム。

「残念ながら予選で技術的な問題が発生して自分の速さを見せられなかったけれど、チームは週末を通して信じられないほどプロフェッショナルで、レースで可能な限り最高のコンディションを作ろうと懸命に働いてくれた」

「父がレースに出ていた時代から、これまで何度もSTCCのレースを観戦したことがあるけれど、そのたびにスタートで何かが起こるのは分かっていた。今回も目の前でマルチアクシデントが展開するのを見て、そこで3位をキープできたのは本当に良かったよ。もちろんSTCCでレースを続けたいとは思っているけど、今のところそれ以上のことは何も明かせないね」

第2戦で印象的なSTCCデビューを果たした19歳の新鋭ジョナサン・エングストロム
先の週末はエクシオン・レーシングのBMW i4をドライブした

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