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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.07.19 10:23
更新日: 2017.07.19 11:48

プレマ・セオドールレーシング 2017年FIA F2第6戦イギリス レースレポート

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海外レース他 | プレマ・セオドールレーシング 2017年FIA F2第6戦イギリス レースレポート

ルクレール、英国グランプリをシーズン6度目のポールと5回目の優勝で制す

2017年7月13~16日
イギリス シルバーストンサーキット

 シルバーストンではF1関連の行事が目白押しとなっていたため、通常は金曜に行なわれるサポートレースのフリー走行は木曜の午後に行なわれる変則的なスケジュールとなった。
 
 走り始めから#1シャルル・ルクレールはただ一人1分40秒台のタイムを叩き出すが、#2アントニオ・フォーコはマシンに違和感を感じタイムを伸ばすことができなかった。
 

予選

 不安定な天候の下、金曜午後の予選ではルクレールが盤石の走りで今期6戦連続となるポールポジションを獲得。

 万が一、雨が降った場合を考えていつも通りまず一発目のアタックですでに一番時計をマーク。全車ピットに戻りクールダウンをしてタイミングを見計らう。何台かがルクレールのタイムを上回るが、それらを一蹴する様な走りで再びポールを奪取。1分38秒427をマークした。

 対するフォーコは2秒以上も遅れて最下位に終わったことからも分かるようにマシンの問題が解決しない状態に終わった。

フィーチャーレース

 フィーチャーレースではポールからスタートを決めそのままトップを奪う。
シャルルを含む大半のマシンがオプションタイヤソフトでスタートする戦略を採り、まずはレースをリード。

 しかしタイヤのグリップの低下が早く、6周目にはシャルル以降の後続車がピットに飛び込むなか、7周目に入ったルクレールのエキゾーストから大量の白煙が上がる。しかし大事には至らずこの周にピットインしてタイヤを交換。
 
 プライムタイヤハードでスタートした#7松下信治(ART)がトップに立つが、シャルルのペースは松下よりも1.5~2秒も速い。
 
 19周目のハンガーストレートでは左側のミラーが脱落するハプニングもあったが、これも彼の勢いを削ぐことはなく、21周目に松下らがピットインしたことで労せずして首位に復帰、そのまま優勝。フィーチャーレースでは6戦5勝と圧倒的な勝ち方で、勝ち星をさらに増やした。

シャルル・ルクレール 2017年FIA F2第6戦シルバーストン
2017年シーズン5勝目を挙げたシャルル・ルクレール

 
 フォーコは依然としてマシンの違和感が解決せず、後続集団の中で本来の走りもできないまま16位でレースを終えた。


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