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海外レース他 ニュース

投稿日: 2017.11.16 17:09

NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2017第35戦フェニックス レースレポート

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海外レース他 | NASCAR:TOYOTA GAZOO Racing 2017第35戦フェニックス レースレポート

NASCAR XFINITY SERIES
第32戦 Ticket Galaxy 200

開催日:11月11日

トヨタ・カムリ3-4位フィニッシュ
2台がオーナータイトルのプレーオフ最終戦へ

 11月11日(土)にNASCARエクスフィニティ・シリーズの第32戦「Ticket Galaxy 200」がフェニックス・インターナショナル・レースウェイで開催された。

 同シリーズでは、今季からフル参戦しているルーキーのマット・ティフトがプレーオフの8名に残っている。また、カップ・シリーズなどからのスポット参戦ドライバーの多いエクスフィニティ・シリーズでは、オーナーポイント(ドライバーではなく車両ゼッケンのオーナーにかけられる選手権。カップ戦ではドライバーとほぼ一致する)では別の争いが繰り広げられており、プレーオフ圏内に残っているトヨタ・カムリの18号車、20号車が最終ラウンド進出を賭けて今大会に臨んだ。

 今大会は、20号車をカップ・シリーズドライバーのエリック・ジョーンズ、18号車はトラック・シリーズを戦っているクリストファー・ベルがドライブした。

 11日(土)2度にわたるカップ戦の練習走行に挟まれる形で行われた予選に続き、午後1時47分に1マイルオーバルを60周、60周、80周の3ステージ合計200周(200マイル:約320km)して競われる決勝レースがスタート。

 カップとの掛け持ちで忙しい一日となったエリック・ジョーンズは予選で今季3度目となるポールポジションからスタートを切り、序盤戦首位を守ったが、30周目過ぎにライバルの先行を許し、ステージ1は3位でチェッカー。ステージ1は、ベルが8位、ティフト14位となった。

 ステージ2はイエローコーションが出ない展開の中、トヨタ勢の各車はじりじりと順位を上げ、エリック・ジョーンズが2位、ベル5位、ティフト11位。

 ステージ3もエリック・ジョーンズが首位争いを展開。レースは残り20周でクラッシュ車両によるイエローコーションが出され、残り13周で再スタート。ピットで順位を落としながらも、最後まで逆転を目指し追い上げたエリック・ジョーンズだったが惜しくも3位でチェッカー。ベルは9位の再スタートから素晴らしい追い上げを見せ4位。ティフトは11位でチェッカーを受けたが、惜しくもプレーオフ争いでの最終ラウンド進出はならなかった。

 エリック・ジョーンズとベルの健闘により、20号車と18号車はそれぞれ2,4位で最終ラウンド進出。最終戦でオーナータイトルを争うこととなる。

 今季の最終戦となる次戦第33戦は11月18日(土)、ホームステッド・マイアミ・スピードウェイで行われる。

ドライバー エリック・ジョーンズ

「我々のトヨタ・カムリのハンドリングは好調だった。序盤は前車による乱気流の影響を受けない首位を走行出来たが、22号車(ライアン・ブレイニー:フォード)の追い上げを受けてしまった。彼は今日本当に速く、我々のトヨタ・カムリは2番手の速さしかなかった。終盤はピットでミスを犯しポジションを落としたこともあり、追い上げたが3位が精一杯だった」


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