「そう、我々は来季に向けてそれ(WTCR)を視野に入れている。もちろん、メインのターゲットは今季のSTCCタイトルであることは言うまでもないけれど、その延長線上にWTCR参戦があると考えているんだ。我々の現状のリソースなら、そこでもきっといい仕事ができるはずだと思うよ」と、今季開幕にはドライバーズ選手権をリードしたハグロフ。

「昨年はロバートがドライバーズタイトルを獲得しているし、今季はチームタイトルを獲るとセアトに約束した。来年は、すでにセアトとともにSTCCで戦い続けると決まっているが、それ以外の可能性としてWTCRは論理的なステップだと考えている」

 現在、チームはSTCCのシリーズでハグロフ、ダールグレン、ミカエラ-アーリン・コチュリンスキー、そしてルーキーのフィリップ・モーリンと4台のクプラTCRを走らせている。このうちの2台をWTCRに参戦させるとして、すでにWTCRではふたつのチームがセアト・クプラTCRで活動しており、PWRレーシングと競合することになる。

 とくに、そのうちのひとつであるスペインのカンポス・レーシングは、WTCRシリーズのタイトルスポンサーでもある金融企業オスカロのサポートを受けている。

 またドライバーにはWTCC時代からツーリングカー一筋で活躍してきた24歳のペペ・オリオラを擁し、ワークスエントリーが認められていないFIAカップ戦のシリーズにあって、セミワークスチームともいうべきトップカスタマー待遇でエントリーしている。

STCCの2017年王者であり、今季もドライバーズタイトル争いをリードするロバート・ダールグレン
STCCが2台、WTCRが2台の内訳でのエントリーとなりそうだ
WTCC時代からセアトの顔としてツーリングカーに参戦してきたペペ・オリオラ

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