決勝レースでは各所でバトルが勃発し、終盤にはセーフティカーが導入されるなど荒れた展開に。ブエミはオープニングラップで2番手に順位を挙げて優勝も射程圏に捉えたものの、終盤はライバルに追い抜きを許し6位でフィニッシュ。ローランドは予選グリッドから7つ順位を上げて7位に入り、ニッサンのデビューレースをダブル入賞で飾った。

 3番手でスタートするも6位フィニッシュとなったブエミは「(特定のコーナーでアクティベーションゾーンと呼ばれるラインを通ることで作動する)アタックモードは起動に少しタイムロスがあるが、(その後一定期間)大きなパワーを得ることができる。しかし、これを適切なタイミングで活用できず、ポジションを落とすことになった」と悔しさをにじませる。

「また、雨の後でグリップがあまりなく、難しいレースだった。次戦のマラケシュ大会に向けて、できる限りの改善と準備を進めていこうと思う」

 予選14番手から順位を上げ、決勝を7位でフィニッシュしたローランドも、フォーミュラEの難しさを語っている。

「スタートはとても混沌としていたが、レース終盤のペースは充分で、7位でフィニッシュできてうれしく思う」とローランド。

「僕はシミュレーターで多くの準備をしてきたが、レースの難しさは毎周バトルする相手がいて、つねに攻められるということなんだ。もう少しレースを戦えばその難しさにも慣れ、より速く走るために細かいことにも集中できるようになるはずだよ」

「天候が悪く、何が起こるか予想できないレースだったが、チーム全体で素晴らしい仕事をしてくれた」

 一方でチーム監督のジャン-ピエール・ドリオはふたりの走りについて「今日のレースには満足している。ブエミとローランドはともに素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたし、2台のマシンがともにポイントを獲得した」と賞賛した。

「我々は明日もテストを行い、今後のレースに向かってクルマの開発を進めていく」  

 フォーミュラE第2戦は2019年1月12日に、モロッコのマラケシュで行われる。

3番手グリッドからスタートしたセバスチャン・ブエミ(ニッサン・e.ダムス)はホセ-マリア・ロペス(ジェオックス・ドラゴン)を交わして2番手に浮上した
3番手グリッドからスタートしたセバスチャン・ブエミ(ニッサン・e.ダムス)はホセ-マリア・ロペス(ジェオックス・ドラゴン)を交わして2番手に浮上した
悔しいレースとなったセバスチャン・ブエミ(ニッサン・e.ダムス)
悔しいレースとなったセバスチャン・ブエミ(ニッサン・e.ダムス)
決勝では順位を7つ上げたオリバー・ローランド(ニッサン・e.ダムス)

本日のレースクイーン

前田星奈まえだせな
2026年 / D1グランプリ
VALINO GIRLS
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年12月号 No.1626

    特集 GAME CHANGER
    一夜にしてカテゴリーの趨勢を塗り替えた
    名車・名プロジェクト

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円