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海外レース他 ニュース

投稿日: 2016.09.27 18:02
更新日: 2016.09.27 18:15

TOYOTA GAZOO Racing NASCARロードン レースレポート

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海外レース他 | TOYOTA GAZOO Racing NASCARロードン レースレポート

NASCAR CAMPING WORLD TRUCK SERIES
第17戦 UNOH 175
開催日:9月24日

18歳ウィリアム・バイロンが今季6勝目!
“チェイス”次ラウンド進出を確定

“チェイス”初戦を制し次ラウンド進出を決めたウィリアム・バイロン
“チェイス”初戦を制し次ラウンド進出を決めたウィリアム・バイロン

 NASCARキャンピング・ワールド・トラック・シリーズ第17戦「UNOH 175」が9月24日(土)にニューハンプシャー・モーター・スピードウェイで開催された。
 トラック・シリーズも今季よりシーズン終盤のプレーオフ“チェイス”システムを導入。レギュラーシーズンで上位につけた8名が3ラウンド全7戦でタイトルを争う。トヨタ勢では若手とベテランの4名が“チェイス”進出を決めており、まず最初のラウンド3戦に臨むこととなった。

 24日(土)午前中の予選に続き、午後1時18分に1.058マイルオーバルを175周(185.15マイル:約300km)して競われる決勝レースがスタート。

 今季レギュラーシーズンで最多の5勝を挙げている18歳のルーキー、ウィリアム・バイロンが初のポールポジションから首位を逃げ、同じく“チェイス”を戦う21歳のチームメイト、クリストファー・ベルが追走。“チェイス”入りを果たしたベテランのマット・クラフトン、ティモシー・ピーターズらもこれに続き、一時はトップ7を“トヨタ・タンドラ”が独占しレースを支配した。

 中盤、ピット戦略の違いもありコディ・コーリンとベルが首位に立つも、69周目にバイロンが首位を奪還し、その後は独走。一時は2位のベルに2.5秒もの大差をつけたが、レース終盤はイエローコーションが出ないまま40周にわたるグリーンフラッグ下での走行となり、周回遅れが現れるとベルが猛追。

 カイル・ブッシュ・モータースポーツの若い2人による首位争いとなったが、バイロンが逃げ切り、今季6勝目。“チェイス”初戦を制し、次ラウンドへの進出を確定した。

 ベルが2位、クラフトンが3位、ピーターズが5位と、トヨタの“チェイス”勢は全車がトップ5フィニッシュを果たした。

 次戦第18戦は10月1日(土)に米国西部ネバダ州ラスベガスのラスベガス・モーター・スピードウェイで開催される。

ドライバー ウィリアム・バイロン:
「終盤は周回遅れに苦しんだ。しかし残り周回はそれほど多くないと自分に言い聞かせた。最後は4号車(クリストファー・ベル)の追撃が脅威だった。とはいえ、我がチームにとっても素晴らしいレースになった。チームに感謝したい。“チェイス”初戦で勝ち次ラウンド進出を決められて最高の気分だ」

<キャンピング・ワールド・トラック・シリーズの“チェイス”>
今季よりエクスフィニティ・シリーズと、キャンピングワールド・トラック・シリーズでもプレーオフ“チェイス”システムが採用されることとなった。キャンピング・ワールド・トラック・シリーズでは、全23戦のシーズンのうち、終盤の7戦でタイトルを争う。開幕からの16戦全ての決勝に出場し、ランキング30位以内に入った上で、シリーズ戦勝利を挙げたドライバーと、ランキング上位のドライバーから8人が選抜。

“チェイス”進出者のポイントはリセットされ、3戦ずつの2ラウンドを戦い、各ラウンドごとに未勝利のランキング下位2名が脱落しポイントをリセットして次ラウンドに進む。最終戦に残った4名のうち、最上位フィニッシュを果たしたドライバーがチャンピオンとなる。


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