TCR規定の採用以降、2022年で6年目のシーズンを迎えるTCRスカンジナビアこと、STCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権は、昨季の全13台17名のフルシーズンエントリーを上回り、新年度に向け20台の参戦台数が集ったことを発表。完全なエントリーリストはまだ明らかにされていないものの、そのうち10台が「新型モデルや新規チームになる」ことをアナウンスした。
2021年はドライバーズランキングでワン・ツーを決めたPWRレーシングが、クプラ・ディーラー・チームとしてシリーズタイトルを奪還。2022年に向けて連覇に挑むほか、オリバー・セーデルシュトレーム(フォルクスワーゲン・ゴルフGTI TCR/レストラップ・レーシング)を擁してジュニア王者を獲得した一昨年のチャンピオンチームや、新規プライベーターのFHレーシングらも、すでに来季参戦を表明している。