「僕はエステバンと一緒に最初のコーナーに近づき、そこからはクルマのケアに集中した。タイヤの損傷を避けるために縁石を避け、エンジンにはクールエアを当てることを優先した。チームが僕を信頼してくれて4年目、こんなかたちでシーズンを始められるのは素晴らしいことだね」と2022年最初の勝者となったジロラミ。

 続いて現地午後17時過ぎに始まったレース2は、リバースポール発進だった2019年王者ノルベルト・ミケリス(BRCヒョンデN・スクアドラ・コルセ/ヒョンデ・エラントラN TCR)と、今季はエングストラー・ホンダ・タイプR・リキモリ・レーシングから参戦のアッティラ・タッシ(FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR)が接触。すぐさまセーフティカー出動となったこの事故で、ミケリスにはレース後「次戦6グリッド降格」の処分が下ることに。

 リスタート後にウルティアから首位を守ったアズコナは、そのまま21周を独走。ウルティアやマ・キンファのリンク&コー勢を従え、移籍初戦で早くもヒョンデを手懐けるスピードを披露した。

「ヒョンデ・モータースポーツやBRCとの最初のレースで、こうして勝利を飾ることができて本当にうれしい。チーム全員の仕事に感謝したいし、今季も戦うことができそうだ」と、新天地での勝利を喜ぶアズコナ。

「僕の移籍以外にもヒョンデには多くの変化があり、チーム体制だけでなくマシンの習熟も大きな課題だった。(昨季までドライブした)クプラと対照的に長いホイールベースを持ち、ロングコーナーでは非常に安定しているんだ。これはドライビングに大きな影響を与えるし、タイトなコーナーでは別の方法でドライブする必要があるんだ」と続けたアズコナ。

「BRCでの作業方法も僕が経験してきたものとは異なるし、このクルマでは何ができて、何ができないのか。それにも気付き、慣れてくることができたと思うよ」

 続くWTCR第2戦は5月26~28日にドイツ・ニュルブルクリンクの超難関トラック“ノルドシュライフェ”での1戦が待ち受ける。

ジロラミ(左)がライト・トゥ・フラッグでの勝利を獲得。2位にグエリエリが続きALL-INKL.COM Münnich Motorsportが1-2を決めてみせた
レース2はSCリスタートを経て、ミケル・アズコナ(ヒョンデ・エラントラN TCR)が独走状態に
現在BRCでチームマネージャーを務める「ガブリエル・タルキーニはとても重要。彼から多くを学んでいる」と勝者アズコナ

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