このプログラムのサポートは、ダールグレンの地元自治体が運営する長年の企業パートナー『シェエフテオ・クラフト』が提供しており、電動化を推進するSTCCの技術プラットフォーム開発において重要な役割を果たしてきたという。

「我々もチームとして、チャンピオンシップのために、そして電動化によるモータースポーツ全体のために、これまでで最大かつ最も重要な変化に直面している」と語るのは、チームマネージャーを務めるマーカス・エクストローム。

「クプラや地元電力企業のシェレフテオ・クラフトとともに、新しい時代への一歩を踏み出し、社会全体の気候変動に配慮した変革を刺激し続けることは、我々がレーシングチームとしても非常にうれしく誇りに思っていることなんだ」

 鋼管パイプフレームに独自のハイブリッド機構を備えた先進的な技術規則だったTTAの最終年、2016年からセアトとの協力関係を築いてきたPWRだが、今回の新型EV投入もその複数年にわたるパートナーシップの一環としてもたらされた。

 クプラ・スウェーデンのブランドマネージャーであるパー・ブリンケンベルグも「スポーティなデザインと真に電化されたドライビング体験を備える、当社の全電動モデル『クプラ・ボーン』は、投資に完璧にマッチしており、このレーシングトリムでも素晴らしいルックスに見えるね」と、その仕上がりに満足げな言葉を残した。

「とくにPWRとSTCCが気候に配慮したモータースポーツの世界的リーダーとなるべく、まったく新しい電動化時代に突入したとき、クプラ・スウェーデンとしても彼らとの成功したコラボレーションの拡大に疑いの余地はなかったよ」

 電動化初年度に向け、すでに公式サプライヤーとして引き続きヨコハマタイヤが指名され、6月中旬にユンビヘッド・パークことユンビヘッド・モートルバナで公式テストを実施。そして7月のファルケンベリで新たな時代の開幕戦を迎えるスケジュールだが、PWRレーシングによればダールグレンの僚友を務める2名のドライバーも、近日中にアナウンスされるという。

ダールグレンの地元自治体が運営する『シェエフテオ・クラフト』が長年の企業パートナーを務めてきた
ダールグレンの地元自治体が運営する『シェエフテオ・クラフト』が長年の企業パートナーを務めてきた
今季のSTCCでは、そのPWRレーシングが運営する研究開発部門『EPWR』社が開発した電動パワートレイン“Kit(キット)”を組み込んだ車両が使用される
今季のSTCCでは、そのPWRレーシングが運営する研究開発部門『EPWR』社が開発した電動パワートレイン“Kit(キット)”を組み込んだ車両が使用される
新型EV『クプラ・ボーン』は、新たにBEVシリーズに生まれ変わるSTCCのラウンチイメージとしても採用されていた
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