明けた日曜のレース1でも強力なスタートを切ったウルティアは、オープニングラップで後続のドライバーを心配する必要なくレースを支配。チームメイトのテッド・ビョーク(リンク&コー・シアン・レーシング/リンク&コー03 TCR)が、後続のフレデリック・バービッシュ(コムトゥユー・レーシング/アウディRS3 LMS 2)やジロラミのシビックらとバトルを繰り広げる展開にも乗じ、ホームラウンドでの“ライト・トゥ・フラッグ”を完成させた。

 この結果を受け、ウルグアイの観衆の前でチームとの新契約も発表され、ウルティアは来季もシアン・レーシングに残留する契約に署名したこともアナウンスされた。

「僕がプロのレーシングドライバーになる機会を与えてくれたシアン・レーシングとの契約を更新でき、とてもうれしく感謝している。このことは決して忘れられるものではないんだ」と、前祝いのTCRワールドツアー初勝利を飾ったウルティア。

「僕はこのファミリーの一員であると感じているし、一緒にツーリングカーの世界タイトルを獲得しており、今の状況以上に幸せなことはない。僕を信頼してくれたチーム全員に多大な感謝を表したいし、一緒にさらなる成功を収めることを楽しみにしている」

 続いて日曜現地12時過ぎに開始された予選トップ10リバース採用のレース2は、マ・キンファがポール発進の権利こそ得たものの、後続のアズコナがヤン・エルラシェール(リンク&コー・シアン・レーシング/リンク&コー03 TCR)らとの接触バトルを生き残り、中国メーカーの最新TCR規定車両をドライブする中国人元F1ドライバーのテールを突ついてプレッシャーを掛け続ける。

 ここを耐え抜いた首位のマ・キンファだったが、続く8周目にはタイヤバリアの修復が必要なためセーフティカー(SC)が導入されると、10周目のリスタートではリンク&コー03 TCRの155号車が後続を引き離す展開に。

 終盤にはプジョーがストップして2回目のSCとなるも、ここから2周のラストスプリントも制した苦労人が、自身初のTCRワールドツアー制覇を成し遂げた。

 両ヒートともに世界戦組と共闘したTCRサウスアメリカ・シリーズでは、レース1で10位に喰い込んだイグナシオ・モンテネグロ(スクアドラ・マルティーノ/FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR)が最上位となり、レース2では11位だったファン-アンヘル・ロッソ(パラディーニ・レーシング/トヨタ・カローラGRS TCR)が最高位に。そのロッソと僅差の勝負を繰り広げて、ひさびさのTCR復帰を果たしたグエリエリは、12位/10位となっている。

続くレース2では僚友マ・キンファ(リンク&コー・シアン・レーシング/リンク&コー03 TCR)も世界戦初勝利
続くレース2では僚友マ・キンファ(リンク&コー・シアン・レーシング/リンク&コー03 TCR)も世界戦初勝利
2度のSC介入から2周のラストスプリントも制した苦労人が、自身初のTCRワールドツアー制覇を成し遂げた
2度のSC介入から2周のラストスプリントも制した苦労人が、自身初のTCRワールドツアー制覇を成し遂げた
TCR復帰のエステバン・グエリエリ(ブラットン・ティト・ベッソーネ・チーム/トヨタ・カローラGRS TCR)は、レース2でTCRサウスアメリカ最上位に
TCR復帰のエステバン・グエリエリ(ブラットン・ティト・ベッソーネ・チーム/トヨタ・カローラGRS TCR)は、レース2でTCRサウスアメリカ最上位に

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