元F1チーム代表で現在F1解説者を務めるエディー・ジョーダンが、ルノーF1チーム上層部のニック・ハイドフェルドに対する態度は「いじめ」であるとして非難している。
ルノーF1のチーム代表エリック・ブーリエとチームオーナーのジェラール・ロペスは、ハイドフェルドのリザルトおよびリーダーとしての素質について「失望している」と批判の言葉を口にしている。ハイドフェルドは2月にラリーで重傷を負ったロバート・クビカの代わりにチームに加入したが、今シーズン中にもロメイン・グロージャンと交代するのではとの推測も持ち上がっている。
ジョーダンは、Sport Bildに対して、ハイドフェルドは能力のあるドライバーであり、チーム上層部は彼を追い出すためにいじめているように見えると述べたとSPEEDが伝えた。
「あれはいじめと言ってもいいぐらいだ」とジョーダン。
「彼らは彼を消耗させ、彼が自発的に諦めるように仕向けたいのだろう」
ジョーダン自身はハイドフェルドを高く買っている。
「私にとっては彼は『ミスター・コンシステンシー(一貫性)』だ。ニックは私のところで1年走ったから、そのことはよく知っている。2004年はジョーダンにとって財政的に非常に厳しい年だったため、彼にふさわしいマシンを用意することができなかった」
「今のロータス・ルノーもまさに同じだ」