2011年型マシンT128を披露したチーム・ロータスは、このマシンで今季は一歩前進し、中団で戦えるはずだと強い自信を示した。

 チーム・ロータスは、31日、ファン向けのウェブマガジン「チーム・ロータス・ノーツ」において2011年型マシンT128を披露した。T128が実際に公開されるのは、バレンシアテスト2日目の2月2日の予定だ。

 発表に際し、チーフテクニカルオフィサーのマイク・ガスコインはこうコメントしている。
「基本的にこのマシンはどのエリアから見ても、トップを走れるマシンのように見える」
「我々はキャリアのあるチームと戦えるようになりたいと明言してきた。それが実現できる可能性はきわめて高いと思う」
「今年のマシンは(昨年よりずっと)コンテンポラリーなデザインだ。このマシンは中団で走れるだろう」
「このマシンによって大きく前進でき、チーム・ロータスがグリッド上位に返り咲くためのプロセスをスタートできると強く確信している」

 チーフデザイナーのルイス・バトラーは「デザイン上、最も苦労したのは、パッケージにおいてすべてを小さく収めることだった」と語り、ヘッドオブエアロダイナミクスのマリアン・ヒンソンは「空力に関しては、他の分野より少し早く、去年の春ごろに新車のことを考え始めた。プロセスを始める時期はとても楽しかった。新規則をチェックし、アイデアを出し合って徹底的に議論し、抜け穴を見つけようとした」と述べている。

 チーム・ロータスは、名称使用権の問題でグループ・ロータスと法的に争っているが、予定どおり「チーム・ロータス」の名称で新車を発表した後、チームプリンシパルのトニー・フェルナンデスは、レースについて話ができるのが嬉しいとコメントした。
「レース以外の部分でずいぶんと注目されたので、またレースのことについて話せるのがとても嬉しい。T128の発表はチーム・ロータスにとって大きな前進だ。マシン開発のために頑張ってくれたチーム全員に感謝したい。多大なるサポートを提供してくれ、我々の前進を助けてくれたルノーとレッドブル・テクノロジーにも感謝の言葉を捧げる。彼らは素晴らしいチームパートナーだ」

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