WEC世界耐久選手権のLMP1クラスに参戦しているアウディが、2015年はハイブリッドシステムによる1周あたりのエネルギー放出量に関して4MJを選択したと英AUTOSPORT.comが伝えている。

 昨年からメーカーワークスチームにハイブリッドシステムの搭載を義務付けているLMP1クラスでは、1周あたりのエネルギー放出量を4段階(2MJ/4MJ/6MJ/8MJ)から選択することができる。

 一度決定するとシーズン中は変更することができないため、各陣営がどの数値を選択するのか開幕に向けて注目のポイントとも言えるこのハイブリッドシステムのエネルギーテーブルだが、アウディは昨年までの2MJから4MJに上昇させることになった。

 2015年仕様のR18 e-トロン・クワトロは、昨年と同様のモノコックを採用。フロントに運動エネルギー回生システムを備え、エネルギー貯蔵システムはフライホイールという昨年同様のパッケージとなっている。

 アウディのテクニカルディレクターを務めるクリス・ラインケは、今季仕様のハイブリッドシステムは昨年と「同じ考え方、同じ技術に基づいている」と説明する。

「現在のシステムを4MJにアップグレードする方が、新たなシステムを導入するよりも効率的だったんだ」

 またラインケは、4MJを採用した今季のパッケージについて「利用可能なリソースとラップタイムの向上、そして複雑さと信頼性の中でのベストな着地点」だと語る。

 フロントMGUの出力に関しても、昨年までの170kW以上から、200kW(約270馬力)以上へと向上するものと見られている。今シーズンは7号車アウディをドライブするアンドレ・ロッテラーは「追加のブーストはかなり大きいよ。より大きなブーストを手に入れるとともに、より長くブーストを使えるんだ」と語る。

「四輪駆動の利点を本当によく感じることができるんだ。特に(先日テストを行った)セブリングのようなところではね」

 なお、昨年はともに6MJを選択したトヨタとポルシェは、公式テスト前日となる3月26日にポールリカールでマシンの詳細を発表することになっている。また、公式テストと開幕2戦を欠場することになったニッサンも、来週ハイブリッドシステムのテーブルを発表する予定だ。

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